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📝 コラム|ハカルの視点

就活ハラとは?
「採用してあげる」が生む、見えない圧

文:ハカル(なにハラ!?メーター 判定リーダー)

こんにちは。日々ハラスメントの判定と向き合っているハカルです。

就職活動は、ただでさえ不安なもの。「落ちたらどうしよう」「嫌われたくない」。そんな気持ちにつけ込むように起きるのが、就活ハラ(就活ハラスメント)です。

学生の側は、立場がとても弱い。「ここで逆らったら内定が…」と思うと、おかしいと感じても言い出せません。だからこそ、知っておいてほしいのです。

就活ハラって、なんだろう

就活ハラは、採用する側の「優位な立場」を使った、行きすぎた言動です。代表的なものを挙げると——

圧迫面接:人格を否定する、わざと追い詰める質問を繰り返す
オワハラ(就活終われハラスメント):「内定を出すから、他社は全部断って」と就活の終了を迫る
内定と引き換えの要求:「採用してほしいなら」と、不当な見返りをにおわせる
就活セクハラ:面接やOB訪問で、容姿や恋愛を聞く、二人きり・飲酒・ホテルに誘う

2026年10月から、防止が「企業の義務」に

大事な変化があります。法律が改正され、2026年10月から、企業には「就活(求職者)へのセクハラを防ぐ措置」が義務づけられます。「学生だから」「まだ社員じゃないから」は、もう通用しません。

しかも、守られる対象は応募者だけではありません。会社説明会・面接に参加する学生、OB・OG訪問で会う学生、インターンや実習で来ている人まで含まれます。つまり「正式な選考の場」でなくても、これらの場面での性的な言動は、就活セクハラとして扱われます。

全国の労働相談で「いじめ・嫌がらせ」は長年トップクラス。就活の場も例外ではありません。法律が変わったのは、それだけ「立場の弱い人が我慢させられてきた」という現実があったからです。

「これくらい普通かな」と思ったあなたへ

就活中は、判断の基準が揺らぎます。「厳しいのは自分のため?」「断ったら失礼?」。──でも、思い出してください。採用は、人格を値踏みする場ではありません。あなたを追い詰めたり、私生活に踏み込んだりする権利は、誰にもないのです。

「おかしいかも」と感じたその感覚は、間違っていません。白か黒かで悩む前に、その場面をなにハラ!?メーターに入れて、いちど測ってみてください。点数という“ものさし”があると、ひとりで抱えていたもやもやが、少し整理できます。

そして、記録は力になります。日時・相手・言われたことをメモに残しておくと、大学のキャリアセンターや相談窓口に伝えるとき、ぐっと動きやすくなります。

― ハカル
あの面接・あの言葉を、測ってみる →
あなたの立場が弱くても、感じたことは正しいです。

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