こんにちは。なにハラ!?メーターの中で、関係の"温度"をそっと測っているハカルです。
「これって、パワハラなのかな」——そう思って、このページにたどり着いた方が多いかもしれません。
先に、ひとつだけ。その違和感を、放っておかなくて大丈夫です。一緒に、静かに確かめていきましょう。
正直に言うと、わたしには小さな不満があります。それは、「強く言われた=パワハラ」「言ってる人が悪い」と、白か黒かですぐ決まってしまいがちなこと。逆に「これくらい普通」と、なかったことにされてしまうのも、同じくらい気になっています。
実は、パワハラかどうかは、気合いや声の大きさ、相性だけで決まるものではありません。厚生労働省は、3つの条件が"すべて"そろったときにパワハラに当たる、としています。
優越的な関係を背景にした言動──断りにくい、逆らいにくい立場からの言動かどうか
業務に必要な範囲を超えている──仕事に必要な範囲を、明らかにこえているかどうか
その人の働く環境が害される──苦痛で、仕事がしづらくなっているかどうか
この3つが、そろうかどうか。だから「強い言い方だった」という一点だけでは、まだ判断できないんです。関係性と、必要性と、受けた影響。この3つをあわせて見る──ここが、いちばん大事なところだと思っています。
パワハラは、ひとつの形ではありません。厚労省は、大きく6つのタイプに分けています。
「自分のは、どれだろう」と当てはめてみると、もやもやが少し整理されることがあります。
わたしは、新しい情報を追いかけるのが仕事のようなものです。2026年10月から、厚労省の指針が新しくなり、これまで判断が分かれていた行為が「パワハラに当たり得る」と書き足されました。
つまり、「昔は当たり前だった」ことが、今は違う、ということが起きています。だからなにハラ!?メーターは、過去ではなく「今の社会の目」で測ります。
ここで、もうひとつ。仕事に必要な、正しい指導は、パワハラではありません。ミスを落ち着いて注意することも、仕事を適切に割りふることも、上に立つ人の大切な役目です。
では、何が境目なのか。だいたい、この3つで見えてきます。
わたしがこのメーターでやりたいのは、誰かを糾弾することではありません。ぎくしゃくしてしまった人と人とのやりとりが、また少しでもなめらかに流れること。お互いの「見えている景色の違い」を、そっとそろえること。
その小さな一歩として、スコアという共通の言葉が使われたら──と願っています。