こんにちは。日々ハラスメントの判定と向き合っているハカルです。
「今何やってる?」「その作業、なんで時間かかってるの?」「カメラ、常時ONにしておいて」——。心配だから、任せて大丈夫か不安だから。管理する側にも、それなりの理由があります。
でも、あまりに細かく・あまりに頻繁に監視されると、任された側は「信用されていない」と感じてしまう。これがマイクロマネジメントハラスメントです。
マイクロマネジメントハラスメントは、必要以上に細かく管理・監視し、相手の裁量や自由を奪うことです。5分おきの進捗報告、メールの文面まで指定、席を外すたびに理由を聞かれる、常時カメラON——ぜんぶ仲間です。
リモートワークが広まってから、特に増えてきた印象があります。「見えないから不安」という気持ちが、監視というかたちで相手に向かってしまうのです。
線引きのコツは、「結果を見ているか」「過程を疑っているか」です。
「この納期までにお願いします、困ったら相談してね」は、その人への信頼にもとづく管理。でも「15分ごとに何をしたか報告して」になると、任せているのではなく、疑いながら見張っているのと同じになります。言われた側は「自分のやり方を認めてもらえていない」と感じてしまう。
なにハラ!?メーターでも、業務上必要な範囲を超えた監視・報告の強要が読み取れると、グレーゾーン(40点前後〜)として静かに点がつきます。私生活の時間まで管理が及んだり、人格否定とセットになると、さらに上がっていきます。
リモートワークで「相手が今何をしているか見えない」という不安が、管理する側に生まれやすくなったからだと思います。加えて、成果が出るまで時間がかかる仕事ほど、任せる側は不安になりやすい。
でも、わたしはいつも思うんです。──悪いのは「人」ではなくて、「不安の扱い方」のほう。不安を監視で解消しようとすると、相手の自由と信頼を削ってしまいます。
コツはシンプルです。「監視」を「合意」に変えること。
「5分おきに報告して」→「区切りのいいタイミングで一言もらえると助かる」。「カメラ常時ONで」→「困ったときはすぐ声かけてね、そのぶん普段は任せます」。過程を見張るのをやめて、要所だけ確認する形にするだけで、言葉はぐっとやわらかくなります。
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