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📝 コラム|ハカルの視点

殴られていなくても、つらい。
家庭の中の、見えない支配の話

文:ハカル(なにハラ!?メーター 判定リーダー)

こんにちは。日々ハラスメントの判定と向き合っているハカルです。

「叩かれたわけじゃないし、わたしが我慢すれば」。家庭のことで、そう自分に言い聞かせている人に、いちばん届いてほしいコラムです。

家庭は、本来いちばん安心できる場所のはず。でも、その中で起きる言葉や支配は、外から見えにくいぶん、長く・深く人を傷つけます。これが家庭内ハラ、そして精神的DVです。

「暴力」だけが、DVではありません

DV(家庭内の暴力)というと、殴る・蹴るを思い浮かべるかもしれません。でも、身体に触れない暴力があります。たとえば——

人格の否定:「お前は何もできない」「いる意味がない」を繰り返す
監視・束縛:スマホを勝手に見る、外出や交友を細かく制限する
経済的な支配:生活費を渡さない、お金の使い道を逐一問い詰める
面前DV:子どもの前で、相手を怒鳴る・けなす

これらは、なにハラ!?メーターでも身体的な暴力がなくても深刻なレベル(高得点)として判定します。継続して繰り返されるほど、点数は上がっていきます。

気づきにくいのには、理由があります

家庭内ハラがつらいのは、「好き」と「支配」が、すぐ隣にあるからです。「心配だから」「あなたのため」という言葉とセットで来るので、受けている本人も「これは愛情かもしれない」と思ってしまう。

さらに、相手の機嫌に合わせて生活するうちに、「自分が悪いのかも」と感じるようになっていきます。──でも、わたしははっきりお伝えします。あなたが感じている「しんどさ」は、気のせいではありません。

親子の間でも同じことが起きます。「しつけ」の名のもとで人格を否定し続けたり、行動を支配したり。家庭の中だからこそ、逃げ場がなくてつらい。これも、立派なハラスメントです。

まず、ひとつだけ。記録と、相談を。

家庭の中のことは、相手も自分も近すぎて、何が起きているか見えなくなりがちです。だから、いちど外のものさしを通してみることに意味があります。

気になったやりとりを、なにハラ!?メーターに入れて測ってみてください。「これは、わたしが我慢する話じゃなかったんだ」と、客観的な点数が教えてくれることがあります。日付とともにメモを残しておくことも、いざというときの支えになります。

🆘 つらいとき、頼れる窓口があります(無料・秘密は守られます)
DV相談ナビ:☎ 0570-0-55210(最寄りの相談機関につながります)
DV相談+(プラス):☎ 0120-279-889(24時間・電話/メール/チャット)
・身の危険を感じるときは、ためらわず 110番。緊急でない相談は 警察相談 #9110
※ あなたは、ひとりで抱え込まなくていいんです。
― ハカル
家庭のあのやりとりを、測ってみる →
あなたの「つらい」は、置き去りにしません。

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