こんにちは。日々ハラスメントの判定と向き合っているハカルです。
「叩かれたわけじゃないし、わたしが我慢すれば」。家庭のことで、そう自分に言い聞かせている人に、いちばん届いてほしいコラムです。
家庭は、本来いちばん安心できる場所のはず。でも、その中で起きる言葉や支配は、外から見えにくいぶん、長く・深く人を傷つけます。これが家庭内ハラ、そして精神的DVです。
DV(家庭内の暴力)というと、殴る・蹴るを思い浮かべるかもしれません。でも、身体に触れない暴力があります。たとえば——
・人格の否定:「お前は何もできない」「いる意味がない」を繰り返す
・監視・束縛:スマホを勝手に見る、外出や交友を細かく制限する
・経済的な支配:生活費を渡さない、お金の使い道を逐一問い詰める
・面前DV:子どもの前で、相手を怒鳴る・けなす
これらは、なにハラ!?メーターでも身体的な暴力がなくても深刻なレベル(高得点)として判定します。継続して繰り返されるほど、点数は上がっていきます。
家庭内ハラがつらいのは、「好き」と「支配」が、すぐ隣にあるからです。「心配だから」「あなたのため」という言葉とセットで来るので、受けている本人も「これは愛情かもしれない」と思ってしまう。
さらに、相手の機嫌に合わせて生活するうちに、「自分が悪いのかも」と感じるようになっていきます。──でも、わたしははっきりお伝えします。あなたが感じている「しんどさ」は、気のせいではありません。
家庭の中のことは、相手も自分も近すぎて、何が起きているか見えなくなりがちです。だから、いちど外のものさしを通してみることに意味があります。
気になったやりとりを、なにハラ!?メーターに入れて測ってみてください。「これは、わたしが我慢する話じゃなかったんだ」と、客観的な点数が教えてくれることがあります。日付とともにメモを残しておくことも、いざというときの支えになります。